平成の大改修2

復活への道

ベース車両のオーバーホールはついに完了!

2007.5.5  いよいよ私の車を引き取りに行きました。
2006年 9月に引きとってきてからも問題点を指摘し、
2007年 2月に預けてあったものです。

2006年9月に引きとってきてから、しばらくして冷静に
見てみると疑問点が見つかりました。
アイドル不安定(オーバーホール前よりもひどい)、
エンジンルームが石油ストーブのような臭いがする、
ブーストがかかるとキーンという音がする、
などです。

    車屋に依頼だけなされば・・・?     
    作業不良であればこの目で確かめたい!
    私にも意地というものがあるのでな。
      

アイドル不安定は、タービンのインレット部分の組み付け
不良でエアを吸っていました。これを自分で直すと
アイドルがすんなり安定しました。

それが分かるまでに、インジェクタが一本異なっていることや、
インジェクタのサポート部のゴム部品がひび割れていたり、
ガソリンが滲んでいることに気が付きました。
これが石油ストーブのような臭いの原因だったのかもしれません。

ブースト時のキーンという音は、タービンのインペラなども見ましたが
問題は見当たりません。タービンもオーバーホール済みですので
配管からのエア漏れを疑いましたが、見つかりませんでした。
そのうち、音がしなくなりましたので、まぁ OK とします。

そのうち、エンジンの内部前方から「ショリショリ」という異音が
していることに気が付きました。
しばらく原因を探していましたが、タイミングベルトのカバーを
開けて見てビックリ!
ベルトが3mmほど前にずれてカバーが削れている音だったのです。

                       
車屋さんとも相談しましたが、リビルト業者との行き違いが
あったそうです。今回は塗装や内装関係のダメ出し修正と
エンジン回りの手直し(上記以外の追加作業含む)を依頼
しました。
復旧作業
 2007.5.6
 引き取って来た翌日は雨でしたので
 部屋で細かい作業をすることにします。

 私の車はエンジンのヘッドカパーが
 後期型のものに替えてありますが、
 締め過ぎてヒビが入ってしまいました。

 写真はヘッドカパーを内部から見たものです。
 アルミハンダを使うとか、いろいろ検討
 しましたが結局、金属補修用のパテを
 試すことにしました。

 まず、OIL 汚れを落とします。
 ドリルで窪みを作ったりしてパテが剥がれ
 て落下しないように加工したうえでパテを
 盛りました。
 使用したパテはバイク用品店で入手。
 OIL やガソリンにも耐え、硬化後は
 タップを切ったりも出来る、と書いて
 あります。
 今日のところはココまで、です。
 2007.5.7
 表の塗装の亀裂部分も修正。
 どうせこの辺りは組んでしまうと
 パイピングに隠れてしまいます。
 2007.5.13
 トレノに使っていた LED ルーム
 ランプを加工して PIAZZA に移植。
 トレノと比べ、発光部分が出っ張るため
 結構明るくなります。
  アップはこんな感じです。

  同時にトレノから外した
  LED ナンバー球も移植しました。
 2007.6.3
 ドア内張りを外してドアミラーと
 キーレスについて検証中
 2007.6.10
 エンジン回りのホースなど交換
 2007.6.16
 2年ぶりにエアフロの封印を解く!

 ポルシェ・エアフロ復活のため
 固定方法について検証する。
 ノーマルのエアフロ金具の一部
 を逆に組替えて、お手軽に固定
 できないか検証中。
 簡単な金具を挟むだけでも
 固定できるカモ・・・。

 問題はボンネットを閉めた時
 のクリアランスの確保か。
 2007.6.16
 フロントパイプ上の水回りのホースの
 アルミ蛇腹カバーを交換。

 タービン遮熱板の取り付けネジを
 以前に使っていたチタンボルトに交換。
 2007.6.16
 キャニスターにワンウエイ・バルブ追加。
 後期型だけに付いている(注) ので
 付けてみたが効果の程は不明。(笑)

(注) 純正ではヘッドカバーの辺りに
    設置されている、赤/黒の部品です。
 2007.6.17
 ドア当てキズ防止のドアモール
 取り付けの検証。
 ドアのふちに貼るタイプだが
 けっこう目立たないので良い感じ。
 モール部分を拡大するとこんな感じ。
 ちなみに、こちらは反対側のドアである。
 (向かって右側がドアの前方)
 2007.6.17
 ドアロックモータ取り付け、
 ブチル除去作業の続き
 コレはモータではなく純正のドアスイッチ。
 運転席のドアをロックすると助手席側も
 連動するためのモノ。
 本来このスイッチのあったところにモーター
 を取り付ける為、移植した。

 続きを見る
 2007.6.21
 ドアの内張りにあるランプを
 LED化する為の実験を行う。
 白色 LED では赤系の演色性が
 良くないので今回は照明用の
 高輝度RGB・LEDを採用。
 しかし、やはり暗い。
 その上、色ムラが気になる。

 デジカメでは判りにくいが
 紫っぽい色合いでちょっと
 怪しい雰囲気に・・・。
 2007.6.24
 ドアミラーとキーレスについて
 作業する。

 しかし、ミラーは取り付けできず。
 2007.6.24
 ブチル除去もかなり進んだ。
 とりあえずビニールでカバー
 しておく。

 ドアロック・モータの配線を
 運転席の下まで引っ張る。
 しかし、今回のモータは
 トレノに使っていた Key レス
 とは方式が異なり直結は
 出来ないことに気付く・・・。
 2007.6.27
 反対側もLED化する。
 抵抗値も変更し、さらに
 電流を流すようにしてみた。

 しかし、明るさや色合いに
 変化は見られなかった。
 2007.7.8
 キーレスのコントローラ取り付け
 作業を行う。
 今回使用するモータに合わせて
 回路を改造し一応動作する状態に。

 アンサーバックは後日の予定。
 2007.7.11
 ドアの内張りにあるランプを
 LED化、の改善を行う。

 RGB LED の緑の明るさを
 上げたりしていたが、イマイチ。

 しかし近所の電子パーツ店で
 手頃な1W LED を発見。
 試しに1個買って追加してみた。
 明るさ、色合い共に満足できる
 モノに仕上がった。
 左右で比べるとこんな感じ。
 右側が 1W LED を追加した方。
 明るさ、色合いが左よりも向上している。
 2007.7.16
 キーレスのアンサーバック
 の追加作業を行うため
 メーターAssyを外す。
 
 この部分にある「ハザード・スイッチ」
 に信号を割り込ませるために
 配線を追加する。

 また、Keyレスのリモコンで
 ドアロックを解除すると
 ルームランプが点灯するようにした。
 ついでにスピードメータのゼロの
 位置が微妙にズレていたのを
 直す。
 (今まではメータ回りの追加物が
  有る為に出来なかったのだ)
 メーター照明のバルブも掃除した。
 2007.7.22
 キーレスのアンサーバック改善の為
 右側のリレーとダイオードを追加。

 
 ロック解除時、ウインカーが2回
 チーカ・チーカと点くところが
 チーカ・チッ と点灯してしまう。

 ハザードボタンに割り込ませたため
 ハザードの点滅周期との兼ね合い
 らしい。
 結局トレノの時の部品を使い
 直接ウインカ球を駆動する事にした。
 先週メーターの光ムラ対策を行ったが
 かえって悪化したので手直しする。

 メータパネル裏に貼った反射テープが
 逆に光を遮り、 22 と24 の所が、
 さらに暗くなってしまっている。
 反射テープの位置を変えてみて
 少しは改善したが、元の状態と
 大差はなさそうだ・・・。
 また、アンテナの配線も改良し
 受信距離は飛躍的に向上。

 この配線を取り付けることによって
 受信距離は飛躍的に向上する!
 ってか?
 2007.7.29
 以前使っていた ALPINE の
 AMPを復活させる。
 PIAZZA が修理から返ってきたら
 パネルのSWが利かなくなった。
 その後、代替に ADDZEST の AMP
 を使っていた。
 フィアット バルケッタ純正品とのことで
 ¥200 の壊れ物を修理したもの。

 ただ、スピーカとの相性なのか
 イマイチ音は良くなかった。
 チェンジャーは床置き(笑)
 こいつもジャンクで¥500
 DINコネクタ部の再ハンダで復活。
 
 ALPINE の AMP を修理していたら
 音響用ケミコンなどふんだんに使われ
 ていて感心させられる。
 せっかくなので電源だけ専用ハーネス
 の倍の太さのコードで内部から直出し
 してみた。
 
 ※危険なので良い子は
   真似しないように(爆)
 我輩の車のオーディオの裏は
 実はこうなっておる。

 今回、電源コードの改善だけでも
 腰のある固めの音質に変わった。
 TDM-7535J は決して高級機では無い
 と思うがトータルで良い音に仕上がった
 と思う。
 この当時の ALPINE は作りが良いと
 いう意見を聞いたことがあるが、
 どうやらそのようである。
 2007.9.2
 2年ぶりにポルシェエアフロ復活!

 最低限の変換回路だけ復活させ
 ポルシェ・エアフロで走行する。
 2年ぶりに味わうフィーリングと
 バックタービン音、感動である。
 以前のようにブーストアップを
 していないこともあり、完全には
 燃調が取れていないが実用の
 範囲である。



・・・と、ここまで書いて少々疑問が・・・。
いったい、どこまでが 「平成の大改修」 なのだろうか・・・?

しかし、それでも改造は続く・・・(笑)。

 2008.2.24
 LED パーキングランプの追加実験

 パーキングランプとは、JR130 や初期型120
 などに装備されていたもので、夜間の駐車時に
 前後の車幅灯のみ点灯させるものである。

 私の車はテールを ロータスの物に交換したが
 その時点でパーキングランプは無くなっていた。
 今回、フロントの車幅灯が LED 化され消費電力
 を削減できたため、パーキングランプを復活させて
 みようと言う訳である。
 ひとまず、左側だけだが、高輝度の大型 LED を
 4個並べてみた。それでも消費電流は 20mA 程
 に収まっている。
 これは、オリジナルの 3W 電球の 15分の1程だ。
 また、インパネのメーター照明球の LED 化の
 実験として、一部を高輝度の LED(電球色)に
 置き換えてみた。

 6個の電球のうち、タコメータの左上と右上だけ
 LED にしたのがこの写真。
 明るさや色合いに大きな差は無いようだ。
 ※正式には、さらに高輝度の国産品を投入予定である。
 2008.2.4
 久々にポジションのLED 化に再挑戦!

 以前に挑戦した時は明るさと寿命に満足
 できなかったが、やっと納得いく水準に。
 比較のため、向かって左は電球だ。
 ハイパワーLED を2個づつ使用。
 電流を少なめにして発熱と寿命の
 対策を取っている。
 
 ヘッドライトに仕込んだ LED は最高水準の輝度
 の白色 LED を3個づつ使用。
 HID のバーナーの近くでもあるので、高温と紫外線
 の影響をモニターする意味で実験中。
 LED は対紫外線エポキシ樹脂封入品を採用。
 LED 関連の続きはこちらへ  LEDへの置換


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