前回は、データロガーを使わずに変換データを、作成しました。 大体のデータは出来たのですが、細かいポイントのデータ取りが上手く行きません。 特に、ポルシェのエアフロは、元々大容量に対応している為、データ側では、 「僅かなエアフロ電圧の差から、大きな電圧の変化を読み出す」事になります。 これでは、走行中に手動で電圧を設定して切替えて検証するのが、難しいのです。 結果的には、やはりデータロガーを使ってみようと思います。 |
使用機材 |
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今回使用する秋月通商のデータ ロガーキットです。 最速でも1秒間隔のサンプリング なので使えないと思っていましたが 4チャネル計測できます。 収集したデータはパソコンに吸い上げ 保存できますが、このデータは簡単に エクセルに移植でき、大助かりです。 |
データ・ロガーキット を改造する、もう一つの理由。
最大入力を上げるだけなら、他にも方法は有ります。 |
「作業手順」 |
データロガーで計測する為、接続用のカプラーを車両側に増設し、 以下のデータを計測します。 1. ポルシェ・エアフロ出力電圧 2. シルビア・エアフロ出力電圧 3. 変換後のシルビア・エアフロ出力電圧 4. O2センサ出力電圧 |
データ取り | 接続用のカプラーにデータロガーを接続。(電源は切っておく) 走行中、データを取りたいタイミングでデータロガーの電源を 入れると、30秒間データを取り込むので、その後電源を切る。 |
データ作成 | |
ROM焼き | 秋月電子のROMライターのコントロールソフトを起動し、
生ROMのブランク・チェックを行う。 その後、保存しておいたHEXファイルでROM焼きを行う。 |
実走行テスト | 焼き付けたROMをエアフロ電圧変換基板にさし、エンジンをかけて テスト。 |