マフラー の インナーサイレンサの改良。

           

   久々に、PIAZZAのマフラーのインナーサイレンサーを外して乗ってみました。
   フィーリングは、ナカナカ GOOD ですね〜。

   フケが良くって、車が軽い感じ。
   シフト時の(アクセル OFF 時の)回転の落ち込みが遅く、スムーズに。
   やはり、インナーサイレンサーで余分な排圧がかかってるのでしょうね。

       しかし・・・音がうるさい!!!
       (以前はこれで乗ってたのですが、実家のとなりの家と思われる人から
        クレームの匿名電話を頂きましたからね)

       2000 回転位が静かですが、ソレ以下も、こもり音がひどい。
       ソレ以上は・・・言わずもがな・・・ですね。

       こんな車が後ろについたら・・・嫌ですよネェ・・・。
        (ゴメンね、MOVE 君。 あおってるんじゃないのだよ)

   インナーサイレンサーに穴でも開けて、少しだけ抜けを改善しようかな。

   

 改造コンセプト
 インナーサイレンサの穴開け改造に際し、以下の点に留意する。

  1:現状よりも抜けを改善する。
  2:音量の著しい増加は避ける。
  3:アイドリング時のマフラ開口部の音質を改善する。

  1:と 3:の項に関してはインナーサイレンサー開口部の構造が、オーディオのスピーカーの
 バスレフポートに酷似している事に注目。流体理論と独自の「スーパー・バスレフポート理論」に
 基づきポート部のエッジ加工を行う事とする。(開口部の風切り音対策を行う)


 加工/取付け
 穴は 4箇所開けるつもりでマーキングしました。
 しかし、さすがにステンは硬い。また、音量が大き
 くなり過ぎるとマズイので、まずは2個だけ開けて
 様子を見る事にしました。
 写真の奥(径の細い方)の穴と、その裏側です。

 穴位置は、波長のピークを分散させる為、ずらして
 あります。手前の径の太い方の穴は、取付け用の
 穴です。
 また、各開口部のエッジは、角を落として仕上げ
 しておきました。
 インナーサイレンサが、少し小さめなので、
 ガタが有ります。
 「耐熱アルミテープ」を巻いて隙間を詰めました。

 結構温度が上がりますので、普通のアルミテープ
 では、粘着剤が耐えません。
 「耐熱アルミテープ」と銘打っているものは
 シリコン系粘着剤を使っており、2〜300℃位
 の耐性があります。

 効果は・・・? 
 元通りインナーサイレンサーを取り付け、エンジン始動!もちろん音量は低下。
 しかし、アイドリング時のインナーサイレンサー開口部の風切り音が少し残ります。
 それが・・・チョット変な音ですねぇ。
 パスパス言わなくなったものの、ポロポロポロという感じです。

 早速、走り慣れた道を走ってみます。音は充分静かで通勤には支障なしです。
 フィーリング的には、加工前よりも、若干良いような感じです。
 しかし、フルブースト時にマフラーから「プシューッ」という音がするようになって
 しまいました。(涙)

 高くなった排圧がインナーサイレンサーに開けた穴から噴出する音のようです。
 当初の計画通り穴を 4つ開けた方が良いのかも知れません。
 そのうち試して見ます。
ひとまずコレで様子を見て見ます。 トップ

                                                                       2002.03.23