アーシング作業

今日は、アースの強化を行いました。

バッテリーのマイナス端子からボディアースの配線(スパナの下の黒い電線)
を 、太いケーブル(その下の銀色の電線)に置き換えました。
さらに、ボディアースからイグナイタへの配線を追加。イグナイタの塗装を
剥がして直接ネジ留め しました。

究極の線材を使用!スティンガー 8ゲージプラチナシリーズ(75アンペア、665本撚り)

           配線に使った線材は、CARオーディオ用OFCの電源ケーブルです。アースには勿体無い?
           しかし上の写真でも判る通り、純正よりも太く、アース抵抗は減らせそうです。
           また、圧着端子部分の電線の断面には、良質のハンダを流してあります。

また、バッテリーターミナルや、主要な接合部分には、銅粉入りグリス(COPASRIP)を塗布しています。

エンジンとの配線も強化したいのですが、大きな圧着端子
が無く、CARオーディオ用の圧着端子の穴を広げて使う事
にしました。

8ゲージで、10φというサイズの圧着端子は、なかなか
有りません。
有っても、丸穴の「ふち」が細く感心できません。

黒い方が、加工済みの物です。
圧着端子取り付け。


私の持っている圧着工具は、8ゲージまでの圧着が可能
です。もちろん、圧着後、良質のハンダを流してあります。
イグナイターへの接続部分と、エンジンアース用の線材。

エンジンアースはスターター・モーターの取り付けボルトを
使って共締めにします。
ここは、14mmのハーフムーン・レンチを使いました。
ボディ・アースのボルト部分です。

塗装をはがし、銅粉入りグリスを塗って締め付けました。
エンジンアースはスターター・モーターの取り付けボルト
を使って共締めにします。(画面、中央)

ワイヤーブラシで、スターター・モーターの取り付けボルト
周辺を磨き、ボルトと共に 「銅粉入りグリス」 を塗って
締め付けました。
スターター・モーターの取り付けボルト部分(拡大)。

YAZAKI のネーム入りの黒いチューブが、
純正のアース線です。
ボディ・アースからイグナイタへの配線を追加してあり
ますが、そのイグナイタからプラグの取り付けてある
エンジン・ヘッドへのアース線を追加。
(画面中央、イグナイタのネジの下から左側に伸びる電線)
エンジン・ヘッドとバルクヘッドとの間のアース線を
純正よりも太い(4スケ)良質のケーブルに交換する。

4スケ程度だと、CARオーディオ用電源ケーブルには
無いので、ホームオーディオ用のスピーカーケーブルを
流用した。CARオーディオ用に比べ、耐熱性が劣るが
今回の用途はアースなので問題無しとする。

これで、さらにアース抵抗を減らす事が出来る。(はず?)
ヘッドブロックとエキマニ間のアース線を追加。
(画面中央、プラグコードの真下の部分)
遮熱板のボルトと共締めしている。

さすがに、ココは温度が高いので、網線をかしめて使用。

これで、O2センサーのアース抵抗を下げる事が出来た。

効果

          1500〜2000回転での低速トルクが増したように思います。踏まなくても結構走る感じです。
          やっぱり効果は有ったと思います。

          夜間のアイドリング時に、メーター照明が暗くなっていたのですが、その差がほとんど
          無くなりました・・・と思ったのですが、結局コレは変化ありませんでした。

          エンジン本体からバッテリーへの配線も追加してみましたが、特に変化は感じられませんでした。
          セルが軽くなるのかと期待したのですが、判りませんでした。
          
          アーシングで効果が有ったという方々のお話では「低速トルクが増した」という意見が多いです。
          おそらくアーシングする事で点火系が強化されると、トルクが増したように感じるのだと思います。
          古い車には良く効くというのも、このあたりに秘密があるようですね。

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